禁煙外来7週目の悪習とは?
禁煙するとダイエットが必要?
禁煙外来を初めて受診したときに手渡される「禁煙手帳」には、禁煙を成功させるための注意点などが書いてあるのですが、週単位で注意すべきことも書いてあります。
7〜8週目の注意点としては、「この時期に多い不安・問題例とその対処法」として、下記のように書いてありました。
●体重が増えてきました。
禁煙すると、平均2〜3kg体重が増えます。禁煙により胃腸の調子や味覚が改善されて、食べ過ぎてしまうからです。離脱症状としても食欲が増すほか、タバコを吸う代わりにお菓子などを食べることも一因です。禁煙に慣れてきてから、食事と運動で徐々に減量すれば良いでしょう。
●ときどきタバコを吸いたくなります。
吸いたい気持ちはまだ残りますが、禁煙し始めほど強くはないはずです。今後も徐々に弱まりますので、深呼吸や歯磨きをする、水を飲むなどして対処しましょう。
その「禁煙手帳」に書いてある通り、私も体重が増えました。禁煙手帳では「平均2〜3kg体重が増えます」となっていましたが、私の場合は5kg以上も増えてしまいました。
食事のあとの一服は、本当に美味しいモノです。従いまして、禁煙を始めて一番苦しくなるのが食後です。30年くらい喫煙してきて、食後は100%と言っていいくらいタバコを吸っていたのですから、その習慣を払拭するのは本当に大変です。
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という訳で、食事をしたあと、タバコを吸いたくなる気持ちを抑えるために、私がしたことは、もっと食べることです。食べることで吸いたいという気持ちを一瞬だけ誤魔化すという感じです。
しかし、いくら食べても、食べ終わったあとは一服したくなります。そのため、吸いたい気持ちを抑えるために何かを食べても、食べ終わったあとは、必ず吸いたいという気持ちが出てきます。
結局、食べ過ぎるだけで、吸いたい気持ちを抑えることにはあまり役立ってはいないのですが、吸いたい気持ちを抑えるために食べることが習慣になってしまうと、それはそれで食べることをやめられなくなるのです。
禁煙外来では、診察のたびに体重を計ります。そのため、医師は私が太ってきていることが分かっています。普通なら、「太らないように…」というハズですが、禁煙外来の場合は、「太ってきていることを気にしないで下さい」と言われます。
禁煙外来の診察を受けるたびに医師から言われたのは、「太ることより、タバコを吸うことの方が体に悪いので、とりあえず体重が増えていることは気にしないで下さい。」と言われました。
しかし、5kg以上も太ると、お腹も出てきますから、さすがに自分でも太ってきたことを実感しますし、痩せたいという思いも強くなります。
ただ、食事をしたあと、タバコが吸いたくなる前に、何かを食べるということが習慣付いてしまっていたため、とりあえず禁煙は続いていましたが、どんどん体重は増えていきました。
結局、禁煙とダイエットを両立させるほど、私は意志が強くないという訳です。
いずれにしても、禁煙外来に通っているのですから、禁煙を優先して、ダイエットは後回しにするしかありませんでした。
という訳で、タバコを吸いたいという気持ちを食べることで誤魔化すのはオススメできません。
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