禁煙外来 禁煙 成功

禁煙外来3ヶ月間の結果

 

2週目〜12週目まで禁煙できた理由

 

禁煙外来のスケジュールは、最初に診察を受け、2週間後・4週間後・8週間後・12週間後に通院して終わりとなります。ちなみに、最初の1週間は、タバコを吸っても良いことになっています。出来るだけ意識して吸わないようにした方が良いのは言うまでもないことですが…。

 

しかし、2週間目以降は、完全な禁煙生活に入ります。

 

そして、私もとうとう12週目を迎えました。私の場合、最初の1週間は結構吸っていました。本当は、最初から吸わないでおこうと思っていたのですが、吸っても良い週だと言われると、意志の弱い私は1週間吸い続けてしまいました。

 

ただ、2週目からは、何とか吸わずに頑張ることができ、12週目の最後の日まで吸わずに過ごすことが出来ました。

 

禁煙外来を受診したときにもらった「禁煙手帳」には、11〜12週目の注意点として、下記のように書かれていました。

 

11〜12週目

 

あと2週間で禁煙継続3ヶ月、すばらしいですね。今後も永遠に禁煙し続けるために、次のポイントを覚えておくとよいでしょう。

 

●禁煙継続のためのポイント
1.「1本くらい大丈夫」と思って吸わないよう肝に銘ずる
2.禁煙の理由や禁煙中の努力を思い出す
3.禁煙による効果を考えてみる
4.自分で実感している喫煙の害を思い出す
5.周りの人に禁煙を勧める
6.万一、再びタバコを吸ってしまっても、またすぐに禁煙する

 

私は、12週目の最後の日を迎えて、禁煙外来最後の診察に行きました。診察は、いつも決まったパターンで、最初に血圧と体重をはかり、次に呼気一酸化炭素濃度測定をします。最後は2ppmでした。

 

呼気一酸化炭素濃度測定は、タバコを吸っていると必ず8ppm以上になるので、タバコを吸っていればスグにバレます。逆に、1ppmや2ppmであれば、タバコを吸っていないことが分かります。ただ、これは排気ガスが多いような空気の悪い所にいると、検査結果の濃度の値が高くなるため、タバコを吸っていなくても、多少濃度が高くなることはあります。

 

ちなみに、私の呼気一酸化炭素濃度測定の結果は下記の通りです。

呼気一酸化炭素濃度測定の結果

@初回:16ppm
A2週目:1ppm
B4週目:4ppm
C8週目:1ppm
D12週目:2ppm

初回は、禁煙外来初診時の測定ですから、普通のタバコを吸っている状態で測定した値です。そのため、かなり高い値となっていました。

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最後の診察では、医師も看護師も「よく頑張りましたね」というねぎらいの言葉を下さいました。

 

そして、今後も禁煙を続けることが出来るか不安があるということであれば、チャンピックス(禁煙の薬)を処方することは出来ると仰っていました。しかし、私は4週目からチャンピックスを飲んでいなかったため、薬の処方の延長は断りました。

 

という訳で、1週間目(タバコを吸っても良い期間)は除いて、2週目から12週目まで1本もタバコを吸うことなく、禁煙外来を終えることが出来ました。

 

日が経つごとに、タバコを吸いたくなる回数は減りましたし、タバコを吸いたいという思いも弱まってきたのは間違いありません。それでも、完全にタバコを吸いたいという気持ちが無くなった訳ではないので、いつか吸ってしまう日が来るかも知れません。

 

私が一番心配しているのは、飲みに行って酔ってしまったときです。酔っぱらってしまうと理性が働きにくくなるため、1本くらいなら…と吸ってしまうかも知れません。

 

ただ、もし吸ってしまったとしても、それまでの努力が水の泡にならないように、翌日からは完全に禁煙生活に戻すつもりですが…。

 

禁煙外来で禁煙を始めれば、チャンピックスという薬が処方され、タバコを吸いたいという気持ちを抑制しながら、禁煙を続けていくことになります。仮りに、途中で吸ってしまったとしても、そのあとは極力吸わないようにして、3ヶ月の禁煙スケジュールが終了するときには、完全に禁煙できるようにという目標を持って頑張っていくことになります。

 

という訳で、薬の力を借りながら禁煙するのですが、薬でタバコの吸いたさを完全にシャットアウトできる訳ではないため、いずれにしてもタバコを吸わないという強い意志が必要になります。あと、タバコを吸いたくなったとき、歯磨きをしたりガムを噛んだり、筋トレをしたりして、吸いたい気持ちを紛らわせる自分なりの方法を見つけることも大切です。

 

禁煙外来を受診して、薬を処方されても、必ずタバコを吸いたくなりますから、下記の2つは必ず必要になります。

 

@タバコを吸いたい気持ちを紛らわせる方法(歯磨きなど)を見つける
Aタバコを吸わないという強い意志を持つ

 

その2つがあれば、ほとんどの人は禁煙に成功すると思います。あと、禁煙外来のスケジュール(3ヶ月間)が終了するまで、出来れば知人などと飲みに行かない方がスムーズに禁煙できると思われます。

 

私も3ヶ月間は、一切誰とも飲みに行きませんでした。私は優柔不断なので、酔ってしまうとおそらくタバコを吸ってしまっていたと思います。

 

という訳で、私は@とA以外に、知人と飲みに行くということも断ったことで禁煙に成功しました。なお、禁煙外来を受診したということで、禁煙というモノを強く意識し続けたということも、禁煙に成功した要因のひとつであることは言うまでもありません。

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