禁煙外来 注意点

禁煙外来10週目の注意点

 

2ヶ月目以降の注意点

 

禁煙外来でもらう「禁煙手帳」の9〜10週目のページには、下記のような注意点が書いてあります。

 

禁煙手帳(P24より抜粋)

もうすぐ禁煙を始めてから2ヶ月です。禁煙による体調の変化はありましたか?1ヶ月前よりも、さらに効果を実感しているかも知れません。

 

この時期に注意したいのが「禁煙できたのだから、1本くらい吸っても大丈夫だ」とつい吸ってしまうことです。1本吸っただけで、禁煙前の状態に戻ってしまうことがよくあります。これまでの頑張りを思い返し、1本でも吸えばやめられなくなると考え、誘惑に打ち勝ちましょう。

 

確かに、その通りだと思います。特に、飲みに行ったときなど、1本吸ってしまうと、「まだ、やめることは出来る」「1本も2本も同じだから…」というような感じで、数本吸ってしまい、ついには「明日から禁煙を再開しよう」などと考えてしまい、禁煙失敗という結果に陥るのではないかと思います。

 

私が飲みに行くと、そうなるのは目に見えていますので、禁煙外来が終わるまでは知人と飲みに行くことを辞めました。それくらいの決意がなければ、おそらく禁煙を成功させることは出来ないと思います。

 

禁煙外来で通院するたびに、医師から下記のように言われました。

 

@タバコの依存度は、薬物の依存度に匹敵すると言われている。
Aとにかく、タバコは体に悪いということを忘れないことが大切である。

 

理屈では、@もAも分かるのですが、やはりタバコの依存度は強烈ですから、チョットした気の緩みで禁煙に失敗してしそうになります。

 

そのために、タバコを吸いたいという気持ちを紛らわせる自分なりの方法を見つけることがとても大切です。それを見つけることが出来なければ、おそらく禁煙に成功する人はいないと思います。

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私の場合は、下記のような方法で、吸いたい気持ちを紛らわせていました。タバコを吸いたいという気持ちは、どれだけ強烈であったとしても、気を紛らわせて時間が経てば、タバコを吸いたいという気持ちはなくなります。

気を紛らわせる方法

@歯磨きをする。
A甘くないのど飴を舐める。
Bコーヒーを飲む。
C何でもいいので、とにかく食べる。
D筋トレをする。

私は、タバコを吸いたいという気持ちを食べることで紛らわせていたため、かなり太ってしまいました。そのため、出来れば食べること以外の方法で気を紛らわせた方が良いかと思います。ちなみに、意外にオススメなのが筋トレです。そんなに激しいことをしなくても、腕立て伏せやスクワットだけでも、結構効果があります。

 

息が上がるほどの筋トレをする必要はなく、軽く数回〜数十回するだけで、タバコを吸いたいという気持ちは収まります。腕立て伏せやスクワットをしながら、タバコを吸いたくなくなってきたかどうか、自分で分かりますから、腕立て伏せやスクワットをしながら自分で大丈夫と思えば、そこでやめても吸いたいという気持ちは沸き上がってきません。

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